レディーファースト

レディーファースト

皆さん、日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、海外(ウエスタン文化)に住むと日常的にこの”レディーファースト”を経験することが多々あります。 例えば、エレベータにお夫婦が二組がいて、その中に私が混じったとします。下りる階がこのご夫婦達と一緒の場合、どちらかのご夫婦のご主人が必ず、奥様はもちろんのこと、見ず知らずの私が最後に下りるまで、「閉」のボタンと押すだけではなく、優しく扉に手を添えて私が下りるのをにっこり見守ります。こういったさり気なく女性優位をしてくれるのはこの西洋文化の特徴の一つであり、そういった環境で育ってきた祖父から息子へ、息子からまたその子供へと生活の中で自然に見て覚える振る舞いです。 たいぶ前までは、日本に帰国するたびに、この「女性優位」がまったく感じられない日本社会に「これだから日本の男性は!」と考えた時期も若きころは正直ありました。不思議と最近は、それほど気にならなくなってきました。それは、それぞれの文化背景を理解できるようになったからだと思います。 「レディーファースト」の意味も元々は、中世ヨーロッパで男性は自分の身に忍び寄る危険を察知し、回避するために女性を利用したことから生まれたのだそうです。不意打ちを防ぐために女性を先に建物に入れる、女性が食事を先に食べてから(毒味)、男性が安心して食事を取るなどです。そう考えると面白いですね!

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