[2020年12月30日更新]-オーストラリアの状況について
2020年12月30日更新
世界的な感染拡大を見せている、新型コロナウィルス関連情報について、オーストラリアの留学生に必要な情報をまとめています。
重要な情報は、こちらのページ内で更新させていただいていますので、定期的にご確認ください。
オーストラリア国内感染者数(12月28日時点)
州 | 市中新規感染者 (24時間) |
帰国新規感染者 (24時間) |
現在感染者数 | 累計感染者数 | 累計死者数 |
---|---|---|---|---|---|
全オーストラリア | 7 | 9 | 185 | 28,312 | 908 |
ACT | 0 | 0 | 0 | 118 | 3 |
NSW | 7 | 4 | 134 | 4,858 | 53 |
NT | 0 | 0 | 11 | 73 | 0 |
QLD | 0 | 0 | 11 | 1,241 | 4 |
SA | 0 | 2 | 5 | 571 | 4 |
TAS | 0 | 0 | 0 | 234 | 13 |
VIC | 0 | 1 | 10 | 20,362 | 820 |
WA | 0 | 2 | 13 | 855 | 9 |
短縮表示の州名 | 州名 | 主な都市 |
---|---|---|
ACT | オーストラリア首都特別区 | キャンベラ |
NSW | ニューサウスウェールズ州 | シドニー |
NT | ノーザンテリトリー準州 | エアーズロック、アリススプリングス、ダーウィン |
QLD | クイーンズランド州 | ゴールドコースト、ブリスベン、ケアンズ、ハミルトン島 |
VIC | ビクトリア州 | メルボルン |
SA | 南オーストラリア州 | アデレード |
TAS | タスマニア州 | ホバート、ロンセストン |
WA | 西オーストラリア州 | パース |
オーストラリア国内では、11月15日に南オーストラリア州のアデレードにおいて26名、ニューサウスウェールズ州のシドニーにおいて1名の市中感染者が報告されましたが、それ以外では市中感染は0の状態が続いていました。
12月16日にシドニー近郊のノーザン・ビーチ地区で感染経路不明の市中感染者2名が発生し、集中的な検査を実施した結果、12月20日現在累計でシドニー近郊及び市内で68名の感染者が見つかっています。
これを受けて全ての州はシドニー都市圏、ニューサウスウェールズ全州を、新型コロナ市中感染者が発生している「ホットスポット」として指定、入州の制限を即時に開始しました。
オーストラリア出入国制限、緩和・解除の見通し
オーストラリアの新型コロナウイルスによる、オーストラリアへの入国、出国の制限、及び今後のオーストラリア出入国制限緩和、解除の見通しは以下の通りです。
- 2020年3月20日21時以降、オーストラリアへの渡航者の全ての入国が禁止(オーストラリア市民および永住者を除く)
- オーストラリア市民および永住者は、到着日から14日間は強制検疫施設に隔離される
- オーストラリア国外からの到着を1週間あたり6000人に制限(4000人より増員)
- 帰国を希望するが、入国制限、航空便の運航状況によって実現できていないオーストラリア人は23,000人以上(9月時点)
- すべてのオーストラリア市民および永住者は、免除が認められない限り、オーストラリアの出国を禁止
ニュージーランドと双方向の往来が再開へ
10月16日よりオーストラリアのニューサウスウェールズ州等の一部の州にでは、ニュージーランドからの旅行者を、14日間の管理隔離措置無しで受け入れを開始しました。
具体的な開始日はまだ決定されていませんが、オーストラリアからの旅行者、ニュージーランド人のオーストラリアからの帰国者は、2021年3月までに14日間の管理隔離措置は免除される予定です。
日本政府新たな水際対策強化を実施
日本政府は、2020年12月28日から2021年1月31日までの間、オーストラリアを含む全ての国・市域から外国人の新規入国を原則拒否となりました。
日本人の日本への入国は可能ですが、2020年12月28日から2021年1月31日までの間、オーストラリア出国72時間以内の新型コロナウィルス検査の陰性証明の提出が必要となりました。
オーストラリア・日本間の航空便運行状況
オーストラリアと日本を結ぶ、直行便の運航状況は下記の通りです。
現在オーストラリアと日本館の直行便は、シドニー線は運休することなく減便して運行を続けてており、現在は週5便まで回復させ運行しています。パース線は運休を続けています。
日本航空はシドニー行きを9月1日から週1便で再開しました。10月1日より羽田発シドニー行きを月曜と金曜の週2便に増便、10月2日よりシドニー発羽田行きを再開、週3便を運行しています。メルボルン線は運休を続けています。
航空会社 | 路線 | 運行状況 |
---|---|---|
全日空 | 羽田・シドニー | シドニー発は日曜、月曜、木曜、金曜、土曜の週5便 羽田発は日曜、水曜、木曜、金曜、土曜の週5便 |
日本航空 | 羽田・シドニー | シドニー発は日曜、月曜、水曜の週3便 羽田発は月曜、金曜、土曜の週3便 |
カンタス航空 | 羽田・シドニー | 運休(再開未定) |
カンタス航空 | 関西・シドニー | 運休(再開未定) |
日本航空 | 成田・メルボルン | 12月:日曜日週1便、成田発メルボルン行きのみ運行(メルボルン発は無し) |
カンタス航空 | 成田・メルボルン | 運休(再開未定) |
カンタス航空 | 成田・ブリスベン | 運休(再開未定) |
ジェットスター航空 | 成田・ゴールドコースト | 運休(再開未定) |
ジェットスター航空 | 成田・ケアンズ | 運休(再開未定) |
ジェットスター航空 | 関西・ケアンズ | 運休(再開未定) |
全日空 | 成田・パース | 運休(2月28日まで。以降未定) |
皆様が心配される事・よく頂く質問
よくいただく質問をまとめてありますので、参考にしていただければと思います。
Q. | 今回の入国規制はいつまで続く予定でしょうか |
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A. | 当社でも判断をすることが難しいのですが、現時点でカンタス航空及び、ジェットスター航空の航空券購入が可能となる渡航時期は、6月1日以降となりますので、現状は5月31日まで入国規定がかかる可能性が高いとされています。
ですが、世界的な新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、期間が決定されていますので規制解除が早まる可能性もあります。 |